黒田総裁はどんな発言をするか

ドル円は1ドル109円前後をふらふらしています。先週から続いた乱高下の相場に一段落ついた印象が市場に広まっています。大手企業のドル円レートは110円に設定され、年明け前後の117円設定から7円も円高になったものの、これ以上の円高は望んでいないかっこうとなりました。市場予想では依然として今後のドル円レンジは100円~105円とする動きもあり、方向感に注意が必要です。

本日の12時30分より、日銀の黒田総裁の講演が予定されています。内容は内外情勢調査会についてとなっていますが、麻生財務相の“強気な”口先介入もあったなかで、どのような発言があるのか注目が集まっています。

その他、ユーロとドイツのGDP速報値や、米小売売上高、またミシガン大消費者景況指数などの指標が予定されており、比較的材料は多い1日となりそうです。週末のポジション取りも併せてドル円は難しい相場となるかも知れません。

日中はお昼の黒田総裁の講演まで様子見、その後方向が出れば流れにのるようにしたいと思います。今日は逆張りを狙うには少し難しそうです。夕方にかけてユーロ勢の参加と指標発表によりドルが動く可能性があるので、それまでにはいったんポジションをクリアにしておきたいと思います。夜は米指標のタイミングで仕掛けたいですが、窓明けが読めないので基本的にこちらもすぐにポジションクリアしたいと思います。

1ドル108.80円~109.20円くらいで想定し、109円前後でふらつく相場から発言や指標で方向が出るのを待ちたいと思います。直近下値の108.67円を下抜ける展開になるかも注目したいと思います。

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