デイトレード

ここではデイトレードの特徴と、取引手法について紹介しています。それぞれの用語についてはこちらも参考にしてください。

デイトレードとは

デイトレードとはその日のうちに売買を終了する取引のことを言います。株取引などでも使われテレビなどでも紹介されることも多いので、聞き馴染みのある単語かも知れません。

良くも悪くも次の日にポジションを持ち越さないため、利益と損失を毎日確定させることにより投資計画を立てやすくなります。

取引するペアを絞る

その日のうちに決済するということは、一日のうちにある程度のボラティリティがないと利益を出すことができません。また、しっかりとしたトレンドが見えている通貨があれば優先するべきものであると言えます。対円ではユーロ、ポンド、豪ドルなどがよく動く通貨として有名です。とくにポンドは経済指標などの材料がない日でも対円で1〜2円動く時もあり、それだけチャンスが多いと言えます。(逆にリスクも大きい)

取引時間にオープンしている株式市場に注目する

為替相場は各国の株式市場の気配に連動することが多いです。特に三大マーケットである東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場ではそれぞれに関係する通貨のボラティリティが大きくなります。
日本時間で言えば、例えば午前中〜昼過ぎ頃の取引は東京市場の時間のためドル円、夕方〜夜であればロンドン市場の時間のためユーロドルやユーロ円、22時以降はニューヨーク市場の時間のためユーロドルやドル円、といった風に動きが大きくなる通貨も変わる可能性があります。

新興国通貨は注意

マイナー通貨、いわゆる新興国通貨はトレンドや動きが読みにくいため注意が必要です。不安定なことが多く、大きく上がってそれ以上に下げる、といったこともよく発生しています。いくらボラティリティが大きいとはいえ、予測不能の動きをされるとギャンブルになってしまうためデイトレードやスキャルピングではあまりオススメできません。

ルールを決めて取引する

デイトレードに限ったことではありませんが、しっかりとしたルールを設定して、かつ必ずルール通りに実行することが一番重要なポイントとなります。
例えば「18時から23時の間しか取引しない」「5,000円利益が出たらその日はやめる」「3,000円損失が出たらもう取引しない」などです。ここで重要なのはあくまで現実的なルールを考えることです。

まとめ

デイトレードでは多少のリスクを追いつつもボラティリティの大きな通貨にチャレンジする必要があります。ただし、あまりに予測不能な通貨は避けるべきです。一日の取引ルールを細かく決め、しっかりと守って実行することが重要になります。