FOMCと日銀会合待ち

昨日も円高が進みました。日米の金融政策の不透明さと、日銀が次回会合で追加緩和を見送る公算が大きくなったため円買いが優勢となりました。一時1ドル103円台に突入するまで進行しましたが、その後戻して現時点では105円に届きそうなところまで来ています。

昨日の米株式市場はFOMCの結果を控えて様子見ムードが広まりました。利上げがされることはないとの見方がほとんどですが、年内利上げに対して言及があるかどうかに注目が集まっています。

年内利上げの可能性が高まれば、9月か12月に利上げされることになるのでより一層、米経済指標に注目が集まりそうです。また、年末には米大統領選も控えているため、9月以降のキャンペーンと併せて注視する必要が出てきそうです。

今日のドル円は昨日の動きを含んでFOMCと日銀会合決定前の様子見ムードと併せて考える必要がありそうです。追加緩和について様々な思惑がありますが、実際に動きが出ていることもあり追加緩和が行なわれるという見方も根強く残っています。

前回のときは期待感から円売りが進み週末にかけて円安に傾いたあと、日銀の発表や黒田総裁の会見で失望感が一気に広まり急激に円高になりました。今回も先週末や週明けに期待感から円安に傾きつつありましたが、昨日いったん“失望”があり円高になりました。

追加緩和を行なうと円安誘導に見られる可能性も高そうなので、もし追加緩和を決定したことによって各国がどのように対応してくるかによっても動きそうです。

昨日はロング基調で勝負してもほとんど損切りする結果となりました。。今日は方向感が出るか微妙ですが105円前後のレンジになれば下がったところでロングして数pipsを抜いていくような小幅な取引にしたいと思います。想定レンジは1ドル104.50円~105.20円ほどで考えたいと思います。

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