28、29日の日銀会合を控えてか、なかなか方向感の出にくい相場が続いています。今は日経平均も下げ、大幅に円高に振れていますが、トレンドが続くか見極める必要がありそうです。少なくともレンジブレイクはしているかも知れません。
日本時間今日未明から始まるFOMCの結果にも注目です。利上げの可能性はほぼないものの、年内利上げに対する意見交換が行なわれるかどうかで左右するかも知れません。今日は重要指標も多いですがFOMCと日銀会合を控えているため為替の動きは限定的になる可能性が高そうです。
先週までポケノミクスで魅せていた任天堂株の大幅安が話題ですが、それまで大きく上昇していたので“上昇分の半値下げ”は想定の範囲内であり、利確するうえで当然の動きと言えますので市場の捉え方は落ち着いています。円高先行の嫌気から日経平均は下がっていますが、こちらも日銀会合を控えて下げ幅は限定的になる可能性もあります。
ドル円は1ドル105.00円まで円高が進んだことで、次のブレイクは104.00円ほどになりそうです。日足のテクニカルを見れば104円前半までは今日到達してもおかしくないような動きになっています。ただ、重要材料を控えた今に仕掛けるかどうかは考える必要がありそうです。上値のテクニカルで見ると次の目処は108円ほどになりそうです。
日銀会合の結果を受けて“失望”状態になれば再び102円もありえそうですが、追加緩和を見送るという見方は織り込まれているため、そこまで動かないという見方もあります。いずれにせよ仕掛けるならしっかりと損切りポイントを作っておきたいと思います。
昨日仕掛けたロングポジションは、残念ながらそのまま持ち越していたため損切りされてしまいました…。こんなときに限ってトレール設定を忘れてしまうとは、もったいない話です。。
今日もかなり円高が進んだため、下値の目処をつける必要はありますが105円で拾っても大丈夫そうです。105円付近を基準として利確は105.30円、損切りラインは104.60円くらいのレンジ幅で数pipsを狙っていきたいと思います。
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