上値が重い状態が続く

ドル円の横展開が続いています。少し広い範囲で上下を繰り返しており、上値が重く下値も支えられているような動きとなっています。1ドル107円を超えれば売られるような繰り返しとなっており、うまく波に乗れれば良いのですが方向感と時間があやふやなため難しい展開となっています。

イギリスのEU離脱問題で離脱派が優勢になっていることで、ポンドは激しく乱高下を繰り返しています。先週末は世論調査で離脱派が大きく優勢となったことで対円で2円以上の下落を見せるなど、激しい動きが続いています。ドルにも影響を及ぼし、材料不足の中でドル円のレートにも若干の影響が出てきている状況です。

今日も経済指標などの材料はほぼなく、今週の日銀の金融政策決定会合とFOMC待ちの相場が続くことが予想されます。各要人の発言には注意する必要がありますが、上値を抜けるような材料もないため、やはり基本的にショートで利食いしていければと思っています。

FOMCを控え様子見ムードですが、6月利上げなしはほぼ織り込み済みで、7月利上げについて言及があるかどうか注意する必要がありそうです。日銀の追加緩和にも依然として期待が根強いので今週の会合にも注目が集まっています。

ドル円は方向感のない動きで小幅に利食いしても薄利かも知れません。だからといってボラティリティの高いポンド円などに手を出す人もいますが、普段なれていない通貨で取り引きすることは想像以上にリスクが伴うのと、特にポンド円はボラティリティこそ高いものの、世論調査の結果で左右される方向感のない動きそのものなので仕掛けるときは数量と証拠金維持率としっかりとした損切りポイントを設定することが重要です。あっという間に退場になってしまうかも知れません…(もちろん当たれば爆益ですが)

新興国通貨もパッとしないため、基本的にドル円のショート基本で取り引きしたいと思いますが、あまり利益が見込めないため無理に仕掛けるのは控えたいと思います。夕方から動き次第では少量でポンド円やユーロドルも仕掛けて行きたいと思います。

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