重要な一週間

image

先週金曜日にドル円はサプライズ円安となり、完全にレンジが変わりました。各面で報じられているように日銀のマイナス金利政策拡大の追加緩和期待から動いたものと思われます。日経平均も連動して上昇しており、寄り付きは下値から始まったものの上がりペースに変わりはありません。

そして今週はFOMCや日銀金融政策決定会合など、重要な指標があります。また、日本は次週から大型連休ということもあり、一定の調整週間でもあります。

FOMCではFRBが金利を据え置きにするとの予想が優勢ですが、4月利上げは無理でも6月利上げに向けてなんらかの発言がされるか注目です。また、日銀の金融政策決定会合では噂となったマイナス金利適用範囲拡大などの追加緩和が実際に行なわれるのかどうかに注目です。もし、市場の期待に満たない場合は再び円高に向かう可能性も強いので特に注意が必要です。

本日は先週末の大幅な円安の調整も含め、特に株式市場に注目したいと思います。指標では日本時間17時に発表される独IFO景状指数と、23時の米新築住宅販売件数に注目です。大きく動くことを狙うよりか、指標の数値に注目しFOMCに向けた調整を行ないたいと思います。

にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ