様子見が続く

昨日の為替市場は一時1ドル105円を抜ける場面もあったものの、基本的には様子見相場が続きました。今週の重要指標や来週の米大統領選を控え、今日もある程度様子見ムードが広がりそうです。

ただ、今日は日銀の黒田総裁の会見が予定されており、金融政策についての内容が発表されると思います。予想外の内容であればもちろんサプライズとなるので、相場待ちとはいえ大きく動く可能性はあります。

明日のFOMCでは利上げは行なわれないとの見方が8割を超えています。そのかわり12月利上げに対する期待は依然として高く、明日のFOMC後の雰囲気でそのあたりの思惑で動く可能性があります。その前にADP雇用者数などもあり注意が必要です。

また、木曜は米関係ではISMなどの重要指標、イギリスでは政策金利発表、そして金曜日は米雇用統計と、非常に重要な指標が立て続けに発表されます。

そして次の週は大統領選を控えており、為替相場にすぐに影響が出るとは限らないものの大きく仕掛けにくい状況でFOMCから雇用統計までの重要指標をこなす必要があるので、いつも以上に慎重な切込みが必要になりそうです。

今日は黒田総裁の発言まで待機したいと思いますが、その前に発表される日銀金融政策会合の結果をひとまず見極めて、流れに乗りたいと思います。下も上も重い相場が続いてくれるかわかりませんが、しっかり損切りポイントをつけて行けそうなら逆張りもチャレンジしてみたいと思います。

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