ついこの前にもあった気もしますが、早くも本日米雇用統計の発表となります。昨日は発表を控えて積極的な取り引きは行なわれず、ほぼレンジの動きとなりました。相変わらずイエレン議長のハト派的発言がまだ影響しており、ユーロドルは上昇、対円でも高く取り引きされました。
本日の雇用統計の事前予想は+20.8万人となっており、前回値が+24.2万人と強かったことから修正があるかどうかも注目です。先日のADP値は予想よりも良かったことから、強気の予想もありますが、それよりも強い指標を示すことで世界経済不安の中でも強い米経済を打ち出せるかどうかに注目です。
もし数値が良かった場合、イエレン議長のハト派的発言に理解が加えられ、FOMCメンバーの発言から年内に2回の利上げがしっかり行なわれるであろうと解釈される可能性が高いです。そしておそらく1回目の利上げは6月に行なわれるという可能性が高くなります。もし悪かった場合はいっそう慎重な見方を捉えられると思います。ただ、年2回の利上げを否定することにはならないと思うので、どこまで下げるか注意深く考えたいと思います。
ドル円は他通貨に比べて下値付近で評価されている印象です。一段の下げとなるか、円安に振れた場合、来週以降に114円台が視野に入るまでの基準に上げるかどうかに注目したいと思います。今日は指標スキャルが良さそうですね。。