ADPは良い結果に!さて雇用統計は…

employment昨日発表された米国ADP民間雇用者数は+1945万人と予想されていたところ、結果は+20.0万人と良い結果となりました。前回の数値も+21.4万人に上方修正されたことから米ドル買いにつながり対円では112.50円付近まで戻しました。欧州市場で円高に振れていたのがニューヨーク市場時間で戻ったかっこうです。

そして明日は米雇用統計が発表されます。ADPと雇用統計は似たような遷移となることから、明日の雇用統計も良い結果となるのではないかと市場心理が動いています。

ユーロドルに関してはイエレン議長のハト派的発言は昨日の市場にも引きずられて影響を及ぼしました。ADPが良い結果だったにも関わらず、ドル売りの流れは変わりませんでした。とはいえ雇用統計を控えてずっと売りポジションも考えにくいので今日はレンジか少し戻すかも知れません。

本日は東京市場時間に目立った指標もなく、ドルまわりは雇用統計を控えたポジション取りになると思われます。日経平均でドル円は左右される可能性はありますが、あくまで大きな動きにはならないと考えます。

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