昨日も引き続き円安基調となりました。引き続き麻生財務省らの踏み込んだ口先介入の影響と、ニューヨーク株式市場の大幅上昇、原油価格も大幅に上昇するなど、リスクをとっても良い相場となり安全資産とされている円を売り、ドルを買う相場になったと思われます。依然として実弾介入は懐疑的な見方が多い中、口先介入でも十分効果があったと思われています。
仮に日銀が実際に介入したとしても円安基調を維持することは難しいのではとの意見もあります。中期的な市場の見方はまだまだ円高よりであり、もう一度1ドル105円の壁を試すのではと考えている投資家もいます。円安基調になるためにはやはりFRBの利上げ動向によるところが大きいかも知れません。少なくとも伊勢志摩サミットまでは上下感のない動きになる可能性もあります。
本日も目立った指標は特になく、日本時間明日の午前4時に発表される米月次財政収支が重要指標ですがニューヨーク株式市場の動向もあり為替への影響は限定的かも知れません。東京時間は日経平均に連動した動きと、景気先行指数の速報値に注目です。引き続き要人の発言があるかも知れませんので、併せて注意が必要そうです。
とりあえずはロングでも良い相場かも知れませんが、月・火と上昇を見せたのでこの辺で戻りのショート狙いにいってもおもしろいかも知れません。もちろん逆指値はしっかり設定する必要はありそうです。。。
日中は1ドル109.00円~109.30円ほどの狭い幅で、どちらかを抜ければ逆張りでレンジ内を往復するような仕掛けを想定します。逆指値ばかり抜かれると様子見ですね。。