トレンド転換の動き?

昨日はロング基本で攻めると書きましたが、これほど円安が進むとは思ってませんでした。市場では麻生財務相の「介入」に関する踏み込んだ発言と、年内2回を示唆する米利上げの動向が材料となり円売りドル買いの流れとなりました。

日銀の介入についてはアメリカの為替監視対象国に指定されていることから、介入にはまだまだ慎重な姿勢に変わりはなく、とくに円高が一段落したこともあり市場は「介入はない」との見方が依然優勢です。ただ、(先延ばしされたとはいえ)物価目標には程遠い状況でいずれは追加緩和もしくは介入するとの見方も根強く残っており、方向感を探っている状況です。

ドル円は1ドル108.50円~108.60円ほどの幅でいったんストップし、ふらふらしています。108.80円を上抜ければ次の目標は110円となり、円安基調となります。ポジション調整の幅はロングが優勢になり既に円安基調となっています。

本日の経済指標は中国の物価指数と米JOLT求職件数などがありますが、重要指標とはいえドル円への影響は軽微かも知れません。日経平均は大手企業の決算発表が続くため動向に注意が必要です。

昨日はロングだけで勝てましたが、今日は戻りの可能性もあるため慎重にする必要があります。東京時間は日経平均を材料視した動き、夕方から夜はユーロも含めたポジション調整のテクニカルな動きと考え取り引きしたいと思います。ドル円が108.80円を上抜けてたらロング、109円タッチで利確、その後テクニカルを考えいけそうならショートを10pipsくらいを抜くつもりで仕掛けていきたいと思います。

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