日経平均もニューヨーク株も続伸し、大幅高となりました。とくに日経平均は今週に入ってから約1,000円も上昇しており、上値が重い展開が何度かあったものの大幅な続伸を続けています。
ドル円も1ドル105円を狙う展開となり、104.50円ほどまで戻りましたがそれでも先週末からすれば大幅に円安基調になっていると言えます。
要因のひとつに日銀や政府の追加緩和期待が根強いことがあります。追加緩和期待から円高に振れにくい状態になっており、海外時間に円が買い叩かれる展開も予想されていましたが結果的にリスク選好型の円安基調が続くことになりました。
今日は重要指標であるベージュブックがあります。FOMCの討議資料として使われることから、利上げの動向について判断する材料となるかどうか注目されています。前回の強い雇用統計を受けて9月利上げ期待が(少しながら)復活しているため、結果に注目したいと思います。
その他でも米指標が続きますが、影響は限定的かも知れません。この円安・株高基調がどこまで続くのか注視する必要がありそうです。3日連続で日経平均が大幅高となれば投資心理も改善し、105円台に突入する可能性も十分に考えられますが、心理的にはいったん揉み合いそうな感じです。
本日も下がるまで基本的にロングで仕掛けたいと思います。利確は強気で105円台を想定し、損切りラインは少し広めで103.50円ほどに置きたいと思います。テクニカル的には103.50円を割ると円高基調に転換しそうなので、それまではロングメインで仕掛けたいと思います。
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