強い米経済を示せるか

昨日は予想以上に円安になってしまい、大失敗しました…。1ドル111円を突破した後も伸び、111.40円付近まで上昇しました。その後も111円の下値が強く、割ることはありませんでした。日経平均も17000円を回復し、海外の投機筋が買いを入れているとの報道もありました。また、安倍総理が消費増税を延期する意向を固めたことも影響しています。

本日の開始時点ではドル円は111円を割り、110.80円付近まで下がってはいますが、昨日の上げ幅が過剰だったとの意見もありこれくらいの戻りは想定内だとする意見もあります。日経平均は前日よりマイナスで始まっていますが、円高を含んでいることと4営業日連続で上昇していたので利益確定の動きがあるとの見方が多いです。

本日はユーロ、ドイツ、アメリカで重要指標が発表されます。特にアメリカは前日の休場明けであることと、FRBの利上げの思惑を探る上で非常に重要なポイントとなりそうです。米指標は日本時間21時30分から23時までで予定されていますが、各要人の発言もあることから注意が必要です。これまで利上げに積極的だった各要人の発言に対し、先週のイエレン議長がフォローしたような形になったあとの、更なる各要人の発言に注目です。

雇用統計を控え様子見ムードが広がってくることが多いですが、今はまだ動きの余地はありそうです。想定レンジは1ドル110.50円~111.30円くらいかなと思いますが、昨日勝負して失敗した110.50円ショート狙いを仕込むかどうか悩むところです…。各要人やイエレン議長の発言から早期利上げが織り込まれていくなかで、強い米指標が出ることも織り込み済みになる可能性もあり、その分、悪かったときに嫌気と失望を誘う可能性があります。

東京時間は日経平均とテクニカルな動きに注意しながら基本的にショートよりで、111円を回復するようなら様子見したいと思います。米指標時は強い米指標と各要人の強気の発言があるだろうと予想し、ロングに切り替えてポジション取りしていきたいと思います。

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