下値が堅い展開に?今日のうちに105円台回復か

昨日のニューヨーク時間には好調な米PMIや強気な要人発言などから12月利上げの確度が上昇、ドル円相場は1ドル104円台に乗せる展開となりその後も堅調な推移を見せました。

各要人発言では利上げ時期の言及こそなかったものの、11月・12月・1月の利上げはいずれも大差ないと示しましたが11月利上げはほとんどないだろうという市場心理から年内利上げに対する期待が上昇したと思います。

今日の開始もしっかり上を抜けてきており、トレンドとしては円安が強いかたちになっています。株式市場のほうで決算が続くことから、売りに入りにくくある程度底堅い展開になるのではないかなと思います。このまま1ドル104円台を維持できれば、いったんは底が作れるかも知れません。

東京時間に1ドル104.60円を抜けてくればテクニカル的には上昇は続きそうな感じです。ある程度の上昇で叩かれる可能性も高いですが、日本時間22時には米住宅関連の指標と、23時には米消費者信頼感やリッチモンド連銀製造業指数などの指標が発表されるため、強い数値が出てくるとさらに利上げの確度が上昇、もう一段ドル円が進んで1ドル105円台も視野に入るかも知れません。

とはいえ12月利上げを相当織り込んでいるのと、日銀の追加緩和関係の報道などの関係から予想と違う結果になった場合は再度円高になり下値を目指す展開になるかも知れません。

いずれにせよ短期的には方向感が出ているようで、中期的にはまだどっちつかずな展開となっているので、逆に動いた場合でも対応できるように注意する必要があります。

今日は基本的にロングで仕掛けたいと思います。想定レンジは1ドル104.00円から104.80円ほどで、あわよくば105円に乗せて欲しいところですが、底堅いことが確認されれば損切りせずに米指標まで持ってみても良いかなと思います。

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