方向感のない動き再び

昨日のドル円相場は全体で見ると円高基調になりました。一昨日のリベンジでショート狙いでいって正解でした。1ドル111.40円付近まで上昇したものの、株安と原油安につられて上値が重い展開となりました。この先もこのラインが意識されそうな感じです。ただ、下値の支えも強く、110円前半では値ごろ感から買いが増え111円台に回復するだろうとの見方も多いです。強い材料が出るまではこのあたりのレンジかも知れません。

ポンドは大幅に下落しました。EU離脱の是非を問う国民投票の世論調査で、電話調査やインターネット調査など複数の調査で予想外に離脱派が優勢となったことが大きく材料視されました。ここ最近は高値圏にいたこともあり、利益確定の流れができました。いよいよ今月ということもあり、これからもボラティリティの動きが続くかも知れません。

リスク選好ムードも一服感が出ており、ドル円は上値の重い展開になっています。雇用統計を控え様子見ムードも出てきており、薄商いのなか急激な値動きに注意する必要があります。やはりアジア時間はテクニカルな動きに注目したいと思います。また、中国指標にも注意し、リスクオフの動きがあるかどうか注視する必要があります。

日本時間23時には米ISM製造業景況指数と、翌午前3時にはベージュブックが予定されており、重要指標とされています。ドル円が動くとすればこの時間帯でしょうか。。

日中は110.50円までショート狙い、タッチしたらロングを入れて111.00円くらいを目処に指値しておきたいと思います。指標発表時も基本的にロングにしたいと思いますが、逆指値はしっかり入れておきたいのと、110円を割るような展開にならなそうであれば、多少含み損が出てもロングで保持しておきたいと思います。値動きによってはナンピンですかね…。

やはり本番は今週末の雇用統計なので、明日のADPを前哨戦としてしっかりポジショニングしていきたいと思います。

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