原油価格が50ドル台に回復

昨日のドル円はパッとしない相場でした。広めですがほぼレンジ相場だったと思います。それに対しポンドは相変わらず乱高下が激しい状態が続いています。昨日は対円で156円台まで回復する場面もありましたが、最新の世論調査で残留派がやや伸びたことに敏感に反応したかっこうです。各マスメディアやオンライン調査などにより日々世論調査が行なわれており、結果によって数円動くようなボラティリティの高さが続いています。

イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票が近付いてきて、各国の投資家や銀行がリスク回避の対応を増やしてきています。もし離脱するなればポンドは暴落が予想されており、強気の予想では対円で130円台にまで下落するという見方もあります。単純にショートポジションを持っていたらすごい利益になりそうですが、そんなに甘くないのが為替取引のおもしろいところでもあります。。

一方、毎日のようにリスクオフの対象として槍玉に挙げられていた原油価格はついに50ドル台を回復しました。最安の時期から考えるとほぼ倍に回復しており、節目の価格に届いたことで市場心理は好転しました。資源国の新興国通貨は対円で思ったより伸びませんでしたが、ドル安相場が影響しているかも知れません。

本日は目立った経済指標はないものの、日経平均の動向などによる動きに注意したいと思います。株価も最近は上値が重い展開が続いていますが、下値の支えも強くありそうです。レンジをどちらにブレイクするか、材料に注目です。ドル円も1ドル107円の壁を突破して下抜けるか探っている状況です。中期的に見ればまだまだ下げトレンドは継続してるような気がします。次回FOMCまでこんな状況が続くかも知れません。

今日も基本的にはショートで、106.80円~107.40円ほどのレンジで取り引きしたいと思います。テクニカルな動きになりそうなので、チャート見ながら数pipsで利確するようにします。。

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