今日もレンジな動きが続くか

動きの少ない相場が続いています。ドル円は1ドル100円台に再び戻りましたが、101円を大きく割ることはなく、結局101円前後で弱含みながら推移しています。

今日は月末ということもあり権利確定の流れから株安が続いていますが、日経平均とドル円相場はある程度の相関が認められるため、今日もパッとしない相場が続くかも知れません。

経済指標としては日本でも小振りなものが順々に発表されていきますが、為替への影響はほぼないと思われます。日銀黒田総裁の発言も予定されていますが、おそらくは今までと同じような内容のみで動きは限定的になると思います。

夜には米指標が発表されますが、昨日の動きを見る限りこちらもある程度限定的な動きになるかも知れません。週末と月末が重なっており、来週には雇用統計なども控えているため早くも薄商いになっているのかも知れません。

材料が乏しい中、テクニカルな動きが続くと思われますが、そうなるとやはり1ドル100円から101円前半の層がかなり分厚い印象があります。ポジションを見ても心理的に大きな節目である1ドル100円ちょうどに相当な買いが入っており、下支えはある程度されそうです。ただ、100円を割ると円高トレンドがしっかりしてくるとの意見もあるため、100円からショートを仕掛ける人も多くいそうなので、100円ちょうどに相場が落ち着いてきたときにボラティリティが高まりそうな感じです。

新興国通貨で遊んでいた相場も難しくなってきたので、今日は基本的に様子見を続けたいと思います。やはり仕掛けるとすれば夜の米指標あたりですが、動きが小幅な分、大きな数量で仕掛けないと利益がでない、との考えに流されやすくなるので、いつものルールに従うことを念頭において取り引きしたいと思います。

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