102円が壁に…

ドル円はレンジな動きが続いています。昨日のニューヨーク時間で1ドル101円台に突入し、その後は102円が重くなかなか突破できない状況が続いています。昨日発表された米指標はさえない結果となったことで101円台に突入してしまいましたが、日経平均などの株式指標が下支えとなっています。ただ、上昇の材料も乏しいため、しばらくこの動きが続くかも知れません。

日本は明日が祝日のため休場となり、日経平均は動きが小さいものになるかも知れません。週明けはお盆ということもあり、主要企業が長期休暇に入ることも影響するかも知れません。

日経平均を下支えているのは日銀の緩和政策のひとつであるETFの買い入れがあると言われています。株価が安定すれば為替相場にも良い影響となるため、週明け以降も株式市場には注目する必要がありそうです。

今日も米指標が予定されていますが、とくにJOLT求職件数に注目したいと思います。GDP関係でさえない結果が続いていますが、強い雇用統計の結果を受けて、堅調な数値となるかどうかがポイントとなりそうです。すぐにドル円に大きく影響することはないかも知れませんが、レンジブレイクするだけの材料にはなるかも知れません。

株式市場がオープンしてから101.50円以下まで買い込まれましたが、今日の日中は横ばいの動きが続くと予想し、積極的な仕掛けは控えたいと思います。1ドル102円を超えてくれば再び102.50円に向かう展開になるかも知れませんが、時間がかかるかも知れません。ある程度下支えがあるとはいえ、下値を更新するリスクも考慮する必要がありそうです。

想定レンジは101.40円から102.00円とし、101.50円くらいでロング仕込みたいと思います。もし101円を割り込むような展開になった場合はできるだけ下でロングを拾って、円高トレンドであったにしてもショートはできるだけ持たないようにしようと思います。値次第では週明けまで持ち越したいため、数量には注意したいと思います。

にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ

.