本日の金融政策決定会合で“バズーカ”なるか?

今日のトピックはもちろん日銀の金融政策決定会合後の黒田総裁による会見(日本時間15:30頃予定)ですね。

FRBの方針では3月に追加利上げする可能性はまだあるとしていますが、投資家は3月利上げは見送られるのではないかとの意見のほうが多数になります。

FRBは16年中に利上げ幅予想計1%としていますが、市場は依然として0.25%しか織り込んでおらず、かなり下回る水準とかなり下回る水準と考えられています。

imageそして本日の金融政策決定会合では追加的な金融緩和の是非を議論しているとのことで、一部からは今回の会合で追加緩和すべきだとの意見もある中、実際に異次元緩和状態が今の世界経済相場にどれほどの影響力があるのか慎重に議論されると思います。

原油価格の急落、中国経済の減速で先行きが不透明な状態が続く中、物価に及ぼすリスクが目標の物価2%上昇の達成が難しくなると判断すれば、より大胆な緩和策を決めるべきとの意見もあります。

異次元緩和はもちろんメリットばかりではないので、今の市場で確かな結果を得られるのかどうか、が論点になると思います。

現時点では原油は下値を確認し戻してきている状況です。

日経平均もほぼレンジ内なので黒田総裁の発表待ちでしょうか。円も円高に振れてはいますがまだレンジ内の動きなので、同じく発表待ちと思われます。

今日は週末のポジション取りと併せて取引チャンスとしては盛り上がる相場になってくれそうです。