なんといっても週明けの南アフリカランドの暴落…完全にレンジブレイクしてその後も特に回復する材料もなく、テクニカル的な動きとなりました。
ドル円も同じく116円台まで急に動き、その後戻りましたが元の位置までは材料不足となりました。雇用統計後の118.8円前後を抜けるまでは円高相場と見られそうです。
年明けからドル円ベースで4円も動いた事態は異常であると言えそうです…。
そして引き続き上海株、中国相場の不安と中東諸国の関係性、原油価格など不安材料がまだまだ多く残っている状況です。
来週以降、円高にせよ円安にせよ落ち着いた相場になることがポイントになりそうです。中国の指標が予想通りなら人民元安、上海株の懸念が若干緩和されるかも知れません。原油安も落ち着いてくれれば全体の相場が改善していく可能性もありそうです。
日銀の追加緩和に疑問の声も出ている中で、急激な円相場を回避して正常な為替市場になってくれるかどうか…注視したいと思います。