今年から設定された祝日により東京市場は休場、夏休みに入った方も多いかも知れません。世界的に薄商いが続くなか、ドルが全通貨に対して下落し円高ぎみになっています。
昨日の早朝までは上値が1ドル102円を目処として動いていましたがその後レンジブレイクし、101.50円を高値として円高へ、一時101円を割る展開もありましたが、その後再び101.40円を目指し今はそのまま円高へ切り替え101.10円前後で遷移しています。
101.00円付近でロングを持って持ち越すつもりでしたが、いったん101.30円ほどで利確、ショートは持たずに見ていましたが結果的に持っても良かったかも知れません。
薄商いとなったことで動きが乏しくなってはいますが、人口が減ったことで振れ幅は大きくなっています。市場でははやくも26日のFRBイエレン議長の発言に注目しているとの見方もありますが、逆に言うとそれほどに材料がない相場とも言えます。
今日は日中はテクニカルな動きが続くと考えますが、101円は安値だと思うので積極的にロングを持ちたいと思います。損切りは100.60円ほどに設定して、夜にある米失業保険申請件数で良い結果が出れば上向くでしょうし、そのまま持ち越しても良いかも知れません(また利確 or 損切りしそうですが…)
休日の日中というのは、普段仕事をしているサラリーマンからすればチャートをじっくり見て勝負できる機会になります。ただ、たいてい薄商いでドル円の動きが乏しいため、よく動いているように見える新興国通貨にチャレンジしてる人が多いです。
そういった通貨は確かに動きは大きいのですぐ儲かったりして楽しいですが、読みにくいため負ける可能性も高いですし、何より普段のルールを適用しない取り引きになってしまうことが多いので注意が必要です。
また、当たったことが“自分の実力”のように勘違いしてしまい、大きな取引をして一気に失敗してしまう…という人を何人も見てきたので、しっかりと自分の設定したルールに従って勝てたのかどうか冷静に考える必要があります。
休日にじっくりチャートを睨む機会があるのなら、動きの静かなドル円でテクニカル指標を使った予想を実践してみるのも良いかも知れません。
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