イエレン議長の発言に注目

昨日発表された米国指標の個人消費支出が予想を下回り、ドル売りを誘いました。タカ派的発言が続いていたなかでFRBの6月利上げ予想に一部でブレーキがかかりました。欧州市場がイースターで休場だったこともあり、他に材料も無かったのでドルは素直なう動きとなりました。ドル円は下値目処の113.20円を試し、その後戻りましたがけっきょく昨日は113.50円付近を中心とした、ほぼレンジ相場となりました。

本日は日本時間未明にイエレン議長の講演が予定されています。その前に3月消費者信頼感指数や1月ケースシラー住宅価格指数の発表も控えており、今週末の雇用統計を控えた各指標の結果に注目です。

イエレン議長の講演について、先週各要人で相次いだタカ派的発言に対しての内容があるかどうか注目されています。早ければ4月にも利上げを行なう、と強気の発言もありましたが経済指標が弱い結果になれば6月利上げも先延ばしされる可能性もあります。今週の雇用統計も前回と同じくらい要注意指標かも知れません。

日経平均が17,000円台を割っており、若干円高基調の相場となっています。本日も昨日と同じく下値は113.00円~113.20円とし、ロングポジションを基本として小幅に利食いしていくスタイルでいきたいと思います。

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