様子見続く

昨日も様子見ムードが続きました。ドル円は100.00円前後で推移し、ニューヨーク時間には少しレンジブレイクして100.50円前後で動き続ける結果となりました。明日のイエレン議長の発言を前にポジション調整に入っていると思われますが、上値が続いても101円に乗せるには力不足で、100円台後半になりそうです。

大きな材料前に動きにくい相場が続いていますが、今日もこの流れは継続しそうです。日経平均などの動向に注意する必要はありますが、基本的に狭いレンジで夜までいきそうな感じです。

明日のイエレン議長の発言でやはり焦点となっているのは、FRBの年内利上げの可能性についての言及です。具体的な内容はないとしても、何かしらの言及があるかどうかに注目が集まっています。ただ、発言するのはあくまでテーマの決まったシンポジウムのなかなので、FRBの短期的な政策についての発言はないのではないかとの見方もあります。

今日のドル円は上昇がどこまで続くか注目したいと思います。材料不足で、かつ材料待ちの薄商いのなかで、100.50円前後のレンジが続くと予想されますが、いったん午後にかけて上値が伸びそうかも知れません。前日高値の100.60円を上抜ければ100.80円ほどまではありえそうですが、101円を突破するほどのチカラはなさそうです。円高にすすんだとしても、明日の材料を前にして100円台は底堅そうです。

100円割れは無いものと考え、100.30円台を割るまでは小幅に利確しながらロングしたいと思います。逆に動いた場合は損切りポイントは99.80円ほどで考え、明日の日中も動きにくい相場が予想されることから、今日の米新規失業保険申請件数や耐久財受注などの指標が底堅い結果になればそのまま持ち越したいと思います。

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