先週の終わりのドル円は欧州株の軟調な動きで上値が限定的になり、米経済指標が予想より良い結果になったとはいえ株価と原油の下落から軟調な動きとなりました。軟調な動きになったとはいえ、以前のような過度な動きとはならず今週も同じような動きで方向性がでるか注目です。
今日は東京市場ではとくに経済指標の発表もないため、日経平均等に左右される為替相場になりそうです。その後欧州と米時間では各国PMIの数値に注目ですが、特に米時間では要人の発言による急な動きの可能性もあり、注意が必要です。FRBが3月に追加利上げする可能性は市場ではほぼないと言われていますが、先週末にかけて各要人が積極的な発言をしたことから懸念が高まっています。
今日は少なくとも欧州時間まで緩やかな動きになりそうです。現時点でドル円は112.5円~113円に近づくまで来ており、一旦はこのあたりのレンジ相場となりそうです。