原油がじわり下がり気味

ドル円はレンジ内で小幅な動きが続いています。一部では今週末の米雇用統計の結果待ちとの声もあり、7月中に金融材料が出揃ったことによる“ある程度”落ち着いた相場であるとの見方もあります。

ここ最近はあまり話題にのぼらなかった原油価格が4月以来の安値である40ドル割れを記録しました。原油の供給過多が懸念された結果とされていますが、今のところ市場への影響は限定的です。

日経平均は上下を繰り返していますが、少し長い日数で見るとかなり横ばいに近付いてきました。16,500円前後が今のレンジなので、17,000円台をコンスタントに回復するにはもう少し材料が必要になるかも知れません。

週末に雇用統計を控えていますが、本日発表される個人所得や個人消費関連の米指標関係に注目したいと思います。このあたりの数値はFRBの米利上げ動向に重要な数値となるので、良い結果を残せるかどうか注視する必要がありそうです。前回のGDPのように予想以上に悪い結果となれば円買いが進む結果となるかも知れません。

新興国通貨では日本時間13時30分に予定されている豪中銀政策金利発表に注目したいと思います。事前予想では1.50%と、現在の1.75%から25ポイントの利下げが見込まれており、結果によっては豪ドルはもちろんNZドルも引っ張られる可能性が高いので注意が必要です。

今日は様子見ムードが広がる中、仕掛けるポイントが難しそうですが夜の米指標時は小幅に仕掛けたいと思います。日中のドル円の想定レンジは1ドル102.00円から102.50円ほどで考え、若干ショートよりな気配があるので上値が付いた時点でショートしたいと思います。

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