またもや上値が重いが下値も堅い

以前も同じタイトルで記事を書いた記憶がありますが、定期的にこういう相場はやってきます。ドル円は一週間で8円も円安に進んだことから警戒感が強まっており、昨日は欧州株の不信感から上値が重くのしかかり1ドル109円前半に戻ったことで利益確定売りや調整が強く出て久しぶりに円高で終わりました。

とはいえ、米利上げの確度は依然として高くドル買いしやすい相場であることから下値の幅も限定的になると思います。日経平均も最近の過熱感から反落する可能性は高いですが、下げ幅に注目する必要があります。

1ドル108.65円を割ればひとつのポイントかなと思っていましたが、今朝に1ドル108.60円まできたため109円を挟んだ動きで、流動性が高く比較的広い幅(上下50銭ほど)でレンジになるかも知れません。

今日も日本時間22時30分に比較的多くの米経済指標が発表されることから指標発表後の動きについて注意したいと思います。利上げの確度がほぼ100%に近い状況になっていることから、極端に悪い結果が出た場合は利益確定売りがさらに強くなるかも知れません。

今日はレンジ相場を想定して積極的な仕掛けよりも押し目買いを優先したいと思います。上値は1ドル110円が相当重いですが、下値も利上げ動向などにより支えられているため1ドル108.60~70円ほどで押し目買いできれば109円前後で利確するような取り引きにしたいと思います。

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