円高リスクはあるものの底堅い展開に?

今日の日経平均開始が下げで始まり、重しとなって1ドル112円半ばで上値が重くなってきていますが、ここで底堅さを見せれるかどうかが今日のポイントとなりそうです。

先週は一時1ドル113.90円まで上昇し、114円を目指す展開になりましたが押し戻されました。円高局面でも1ドル112円半ばで何度も跳ね返しており、底堅さを見せていましたが今回も乗り切れるのか注目です。

1ドル112円を割ってきた場合でもある程度の支えは強く残っているので、トランプ相場で見せた円安分が全て解消されるほどに円高になることはなさそうです。あくまで12月利上げを織り込んだ相場であり、その動向が大きく変化しない限りは大丈夫そうです。

今日はニューヨーク時間でもとくに目立った経済指標はなく、材料に乏しい展開が続きそうです。各国の株価やOPEC総会などの原油の動向に注目が集まりそうです。今週末には米雇用統計も控えており、先週まで加熱した為替相場を冷ます日が続くかも知れません。

テクニカルな動きが強くなりそうなので、小幅に利確するのが良さそうです。想定レンジは1ドル111.90円から112.70円くらいの少し広い幅で、調整の意味も含めて若干円高よりで考えたいと思います。

少なくとも今日の動きが確定するまで、単純にショートするにはまだ時期尚早かも知れませんし、かといってロングも先週の加熱分が消化される可能性もあるので難しいポジション取りになりそうです。

とりあえず(現時点の)正攻法で1ドル112円付近で押し目買い、数pipsで利確を続けて、万が一112円をコンスタントに割ってきたら数量少なめでショートで遊んでみようと思います。

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