祝日前の調整で円高よりに?

昨日のドル円相場はついに頭打ち感がでて、今までのように一段安の展開にはなりませんでした。ニューヨーク時間でもほぼ1ドル110.50円から111.00円のレンジで推移し、ボックス相場となりました。各要人の発言もありましたが、12月利上げに対しては織り込み済みで影響は限定的だったかも知れません。

明日は東京市場、あさってはニューヨーク市場が休場になることから、流動性が下がると考え、今日は利確やポジション整理が強くなりそうです。12月14日に控えたFOMCをにらみ、いったんポジション整理して再度保持する流れができるかも知れません。また連日で休場となるため、大口のロングが仕掛けにくい状況になる可能性も高そうです。

また、今朝は東北で大きな地震があり、心配な状況が続いていますが、市場では材料視した円高の動きが見られました。原発の動向に注目が集まり、異常はないとの報道が出ると下げ止まりましたが戻りは鈍くなりました。

今日は1ドル111円を目指す展開になるかどうかがポイントになりそうです。上抜けできなければ再びレンジかポジション整理で110円前半に戻るかも知れません。今日の下値は1ドル110.20円ですが、外的要因があったとはいえ下値の目処で見られそうです。

今日も各要人の発言などに注意したいと思います。

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