原油価格の影響大きく

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昨日の為替相場は大方の予想通り国内マーケット時間は115円を突破する勢いはなかったものの、114円台後半まで緩やかに円安傾向になりその後の欧州、米マーケットで大きくトレンドが発生した動きとなりました。ニューヨーク時間に円高トレンドとなりましたが、原因はまさに原油価格です。

サウジアラビア、ロシア、カタール、ベネズエラの4ヵ国は原油生産を過去最高に近い1月の水準で凍結することに合意しました。米ドルは買われましたが、あくまで減産ではないということと、サウジアラビアの対立国であるイランが同調しないと予想されたため原油安を誘いました。これにより結局リスク回避の動きが強まり円が幅広く買われる結果となりました。

とはいえ円の下値は強く、113円台後半でもみ合った後、原油安のリスク回避があったにも関わらずニューヨーク株式市場が続伸となったことから円安方向に動き再び114円台に戻しています。.

本日は最近弱含みの英国指標のほか、米国が続けて指標を発表します。またFOMC議事要旨公表もポイントになりそうです。日本マーケット時間は昨日と同じような動きになると思いますので、トレンドを読みながらしっかりポジショニングしていくことが重要になりそうです。