思ったより円高が進みました。１ドル１０２．２０円～１０２．３０円くらいで抵抗を見せると思っていましたが、１０１円台にあっさり突入し、現時点で前半を突くなど、今でも円高が進行しています。

ポンドが引き続き大幅下落、対ドルで約３０年ぶりの安値をつけ、ユーロも大幅下落しています。これにより対円でも下げを広げている状況です。利下げに踏み切るとの観測もありますが、ユーロやポンドでロングを仕込むのは難しそうです。

今週の雇用統計の結果で一層の円高が進行すると予想して株価にも影響が出ています。日経平均は大幅安でスタート、円高進行に嫌気がさした状態です。今週は悪循環になるかも知れません。

今日はアメリカの重要指標が立て続けに発表されます。特にISM非製造業景況指数と、FOMC議事録に注目したいと思います。イギリスのEU離脱決定を受けてどのような議論が交わされたのか確認する必要があります。

雇用統計を控え、年内利上げムードが後退しているなか強気のタカ派的発言がない限り大きく上振れすることはなさそうです。逆に下抜けする可能性は十分に考えられますので、議事録発表前に１ドル１０１．３０円付近であれば１００円台に突入する可能性はありそうです。

昨日は１０２．７０円くらいで拾って１０２．４０円～１０２．５０円ほどで利確するイメージでしたが、そもそも上に届かず拾えませんでした。今日もショートよりで考えたいですがオープンからすでにかなり下振れしているため仕掛けにくい状況です。１０１円ジャストでロング、２０pips幅くらいを狙うイメージで行きたいと思います。

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