世界市場は再び混乱?

image昨日の日本時間の取引では国内株式、為替ともにレンジ内の動きのように見えましたが、欧米マーケットはそう簡単にはいきませんでした。

相変わらずの原油安でリスクオフの流れが再燃し、安全通貨の円が買われる事態に。併せて米国債も買われたため利回り低下により米ドル売りも活発になりました。その影響により円高にはなりましたが、先週の動きと比較すると、まだ小振りな動きと言えそうです。

新興国通貨は引き続き売られ全面安、トルコリアや南アフリカランドも例外ではないため、昨年からスワップ金利目的で仕込んでいる人は気が気じゃない心境かと思います。。。

こういった状況がいつまで続くのか本当に不安定な状態ですが、原油安が落ちついた場合、欧州の追加緩和、米はもちろん新興国の利上げの動向、そして日銀政策など、まだまだ材料は続くのでスピード感のある対応が必要になりそうです。