新興国通貨全面安

昨日はついに日経平均大幅安、実に1年3ヶ月ぶりの安値をつけました。アジアの株安相場も相まってか、欧米マーケットも大荒れ、原油価格が急落しました。為替ではリスクオフで円買いが進み、新興国通貨が売られたことでドル円は一時115円台まで円高になりました。

終盤ではニューヨーク株式市場が持ち直したこともあり、落ち着きを見せました。ドル円もつられるように安定相場の117円まで戻すも、不安定な動きが続いています。

一部投資家のレポートでは「ドル円110円、日経平均15,000円」シナリオもあり、更なる追加緩和の影響が疑問視されていることを考えると現実的なラインかも知れません。

不安定な世界経済の中で日本が有効な経済施策を打ち出せるのか、またそれが実態として紐付くことが実感できれば再び戻していくことも考えられますが、現状の短期的な取引であれば「売り」相場に乗っかるか、トレンドが横ばいになった後に「買い」相場になるまで待ったほうが良いかも知れません。