FOMCが始まりましたが、世界経済の先行き不安から年末年始にかけて金融市場が乱れたため、追加利上げを見送る見通しのようです。
しかし、ここにきて原油価格が反発しました。OPECが原油減産を呼びかけ、それに各国が前向きに発言したことで原油価格が上昇する結果となりました。それによりリスクオフ感が薄まったおかげで円が売られる格好となり、一時ドル円は118.6円まで円安になり、ユーロに対しても高値水準になりました。
原油に対する懸念で大きかった新興国通貨も対円で全面安となり、南アフリカランドなども一定の上昇を見せました。
米国株高をうけて、現時点で日経平均も良い方向に動いていますが、ドル円は本日のFOMC発表待ちとなり、あまり方向感のない動きになりそうです。
FOMC政策金利発表では引き上げなしとの予想がされていますが、年明けの原油急落についてのコメントがあるかどうか注目です。