今日は重要指標なし、要人発言に注意

先週の金曜日は途中にレンジブレイクし、一時は1ドル103円にのるまで円安が進みました。その後は戻って、今日は窓明けで下からスタートとなりましたが、依然として1ドル102円半ばでもみ合う展開が続いています。

日銀のマイナス金利の効果について、次回金融政策会合で何かしらの発言があるとし円が売られました。米利上げについてもさまざまな思惑が動き、意見が割れている状況です。

週明けの今日は為替に対する重要指標はなく、レンジ相場でテクニカルな動きが続くと思われます。ポジション整理の動きもあるかも知れませんが、アトランタとミネアポリスの連銀総裁の講演が控えているため、念のため要人発言には注意が必要です。

日経平均は海外勢の買いが鈍っていること、米が早期利上げに踏み込めば円安効果を織り込んでも売りが優性となること、またFOMCや日銀政策金融会合の発表待ちなどから上値が限定的になってきています。

日経平均も伸び悩んでいるため、日中のドル円は非常に狭いレンジで終わるかも知れません。先週末の上値ポイントの103円を目指すか、このまま102.50円~102.70円ほどでもみ合うかだと思います。

今日は基本的にロングで、レンジ相場を想定するのでロングとショートを繰り返し行ないたいと思います。利食いは早めで、もし今日の下値の102.30円を下抜けて更新するようなショートよりの相場になれば様子見したいと思います。

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