10日のロイターに菅官房長官のインタビューが載っており、その中で介入の可能性はあるように示唆されています。
あくまで競争的な通貨切り下げではなく、激しい相場の変動には対応していく姿勢を述べています。為替介入を行わないという姿勢を見せたことによる一定の安心感から円買いが進み、極端な円高になりましたが、こういった発言やインタビューがどれほど市場に影響するか注目です。
本日は日本時間10時30分に予定されている中国の物価指数に注意が必要ですが、欧州・ニューヨーク時間には目立った指標もないため各国株式市場の反応を見た動きに注意する必要があります。引き続き円安の流れか、一旦は下値を目処に揉み合う相場となるのか見極めが重要になりそうです。