NO MQL, NO LIFE

いよいよG20開幕!安定に向けて進めるか

昨日はイギリスのEU離脱懸念で売られ続けたポンドが一段落したころにより全体的に安定した相場となりました。リスク回避で買われていた円もニューヨーク市場の続伸と原油の反発から対ドルで円安にすすみ、113円台を回復するまで動いています。ポンドは対円で157円台と急反発、ただ国民投票までは急な動きが続くと見られています。

そして今日の夜からG20が上海で開幕となります。初日の今日は世界経済をテーマに、株価や為替など金融市場の混乱の背景にある世界経済のリスクについて議論されます。奇しくも開催地は中国。最大のリスク要因とも言われる中国の経済の実態について議論されると思われます。

さらには世界金融市場に大きく影響を及ぼす米利上げが今度どのようなペースで行なわれるのか、また原油価格の下落がどのように影響を及ぼすかなど、まさに年明けの乱高下の内容が議論され、世界経済の不透明感が増すなかどのような結論や発言が出てくるのか注目です。

今日は米指標も立て続けにあり、週末のポジション調整も兼ねて特に為替市場は神経質な動きとなりそうです。速報ベースでの発言で大きく動く可能性もあるのでポジション取りには注意が必要です。