NO MQL, NO LIFE

ドラギ総裁発言に注意

昨日は早朝に円高にふれるも、その後は横ばいが続き、一時1ドル102円に迫るところまで戻りました。今朝は若干押し戻され、しばらくはレンジ相場が続きそうな感じがします。朝に発表された日本のGDP関連の指標も堅調でした。

今日は日本時間20時45分に予定されているECB理事会での欧州中銀政策金融発表に注目したいと思いますが、いつもどおり注意すべきなのはその後21時30分から予定されているドラギECB総裁の会見です。

政策金利自体は据え置きが予想されていますが、今後の動向についてどのような発言があるかで大きく動くため注意が必要です。主に動くのはユーロドルですが、追加緩和期待の後退している円が逃避先と見られれば円高になりますし、そもそもユーロドルに引っ張られドル円が大きく動く可能性もあります。

日中は日経平均も見つつ、1ドル101円後半で揉みあう展開が続くと思われますが、日銀の中曽宏副総裁の講演内容などに注意しながら様子見したいと思います。日銀内で意見がわかれているという報道もあるなか、発言のなかに材料と捉えられる部分があるかも知れません。

夜はドラギ相場に対応するために一旦ポジションを閉じたほうが良いかも知れません。ECB理事会自体にはサプライズはないと見られているものの、ドラギ総裁の発言次第で右往左往するのが“いつもの展開”なので注意したいと思います。

為替にはあまり関係ないですが、Apple イベントでポケモンGO が Apple Watch でプレイできる発表がありました。また、iPhone でマリオのゲームが発表され、任天堂の宮本氏が祭壇に登場し注目されました。これを受けて任天堂株は暴騰、ストップ高まではいっていないものの、前日比+15%近く上げています。ポケモンGO関連が話題になる前に任天堂株を持っていた人は笑いが止まらない展開も知れません。



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