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予想以上に円安!ADPよりISMに注目!?

思ったより円安レンジに入ってきています。昨日は上値の目処を1ドル102.20円ほどと見ていましたが、中期移動平均が意識され抵抗を見せた102.40円も上抜き、一時102.90円も超えたためかなりの円安トレンドだったと言えます。今日の開始は戻りで下げていますが、短期的な動きで上がっていた場合下げ幅も大きいので注意が必要です。

材料に乏しい中、重要指標であるADP雇用統計が予定されています。今週末の雇用統計の結果を占うことになるので、しっかりと注視したいと思います。前回はプラス17.7万人で、今日の事前予想は16.3万人となっています。ある程度前後ならば問題ないと考えられますが、予想より大きく乖離する場合は雇用統計前に大きく動く可能性が高くなります。

その後予定されているISM非製造業景況指数にも注目です。前回の結果は51.4でしたが、事前予想が54.9で、それまで高値で推移していたところに51.4という非常に悪い結果が出たことにより一気にドル売りになりました。今回の事前予想は、今までより小さい数字ではあるものの53.0と回復している予想になっています。この結果次第でADPより大きく動くので、23時までは安心できません。

個人的にはADP雇用者数はほぼ事前予想どおりで大きな乖離無し、ISMは予想が難しいですが大きく下げた次の月は一定の回復を見せていることから、あくまで米経済は好調な部類に入るとの前提条件で一定は戻し、こちらも事前予想付近に寄せてくるのではないかなと考えます。

ドル円の動きとしては限定的になって、直近では雇用統計待ちの相場に入るのではないかなと思います。問題はニューヨーク時間までのドル円相場の予想が難しくなっていることでしょうか…。重要指標前はテクニカルな動きが続いてニューヨーク時間にレンジブレイクするという流れが多かったのですが、昨日のように東京時間も含めて大きく動かれると方向の予想が立てにくくなるので、逆張りはせずに流れに乗るか仕掛けないのがベストかも知れません。

とはいえ、これだけ高値で推移してRSIもかなり上のほうで張り付いているとなると、逆張りでショートしたくなります…



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