ドル円はバズーカ第三弾の日銀マイナス金利で進んだ円安が一気に反転し、120円を割るほどまで円高が進みました。
とはいえチャート的にはまだ上昇トレンドを含んでおり、中長期では円安予想も少なくありません。強気の予想では年内に130円に達するとの見方もあり、これは日銀の更なる追加緩和と世界的な経済状況が改善に向かうとの見方から来ているようです。
リスク回避ムードで新興国通貨も下落しました。南アフリカランドも大幅安になりましたが、年明けの下値を確認するほどにはなりませんでした。マイナス金利発表後の上昇分が戻ったような値幅でした。
本日は各国のPMI指標に注意しつつ、午前の中国指標、そして米ADP雇用統計に注目です。また、午後から日銀黒田総裁の講演もあり、質疑応答も予定されていることから発言次第では市場に影響が出る可能性もあるので注意が必要です。