NO MQL, NO LIFE

国民投票まであと3日

イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票を3日後に控え、最新の世論調査で大きく残留派が優勢となっていることからポンドの買戻しが行なわれています。ユーロも高く取り引きされ、安全資産として買われていた円が売られました。

最新の国民投票の世論調査では「残留派」と「離脱派」にほぼ票が集まり、「わからない」としている有権者が減ってきていることで、結果に対する信憑性も上がってきています。そんななかで「残留派」が大きく上回った結果となり、リスク選好する相場となりました。

とはいえまだまだ余談は許さない状況のため、乱高下が続く可能性が極めて高いと思います。離脱派のキャンペーンが再開し、再び拮抗する形になれば再びポンドが売られる結果となりそうです。

イギリスの国民投票はもちろんですが、一方で本日のイエレン議長の講演にも注目が集まっています。前回のFOMCからFRBの早期利上げ観測が後退しているなか、イギリスがEUへの残留を決定すると世界経済に(比較的)ポジティブに働くため、7月利上げの可能性について言及するかどうか注目です。

もし米経済のポジティブな姿勢を示し、比較的タカ派の発言と捉えられた場合、対円では円安のひとつの材料になるかも知れません。

今日のドル円はやはり弱含みとして、ショートメインで勝負したいと思います。イエレン議長の発言により円安になれば良いのですが、逆に下値の更新があるかも知れませんので注意が必要です。



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