NO MQL, NO LIFE

円高の安値を試すか?

先週の米雇用統計は少し肩透かし感がありました。指標の結果自体は良かったものの、それまでのドル円の円高が予想以上進んでしまい、戻すほどの勢いは付きませんでした。雇用統計発表時点で112.50円を上抜けることができず、すぐに円高方向に戻りその後のISMでも流れを変えることはできませんでした。雇用統計と同時に発表された失業率は予想よりも悪い結果となりましたが、雇用が増えている中で失業率が一定数増えるのは当然と市場は捉え、影響はそれほどなかったと思います。

日経平均は権利確定売りもあったのか16,000円台前半まで売られる結果となりました。製造業関係、特に輸出企業のドル円の想定レートはおおよそ117円台としているところが多く、現状では5円以上の差が開いていることになります。輸出企業にとっては業績下振れの懸念があり株安となりました。

とはいえ、今の日経平均を観測すると少し売られすぎであるとも見れます。だからといって戻りの要因も乏しいため、一定の戻りを確認してからレンジに入る可能性もあります。ドル円も同じような動きになると思われますが、一旦111円の壁を確認してから反転するかどうかがポイントになりそうです。

原油も戻ってきているとはいえ、まだまだ不確定な動きを見せています。今月に行なわれる会合の思惑で大きく前後する可能性があるので注意です。

今週はFOMC議事要旨の発表も控えているため、ドル円はもちろん、最近は堅調なユーロドルにも注目です。日経平均が16,500円ほどに戻ればドル円は112円台付近でもみ合うまで戻るかもしれませんが、下値リスクを考慮し積極的な仕掛けは控えたいと思います。夜には米指標も控えており、雇用統計の結果を踏まえたNY株式市場にも注視しておきたいと思います。