昨日のニューヨーク時間にまた一段の円安を見せ、一時1ドル109.30円を超えるまで円安が進みました。その後は戻しで再び108円台に突入するも、今朝から109円を挟んだもみ合いが続いています。
トランプリスクを見せた1ドル101.20円から、たった6営業日で8円も円安が進んでおり、このペースが万が一持続すると今月末には120円台を回復するまでいくペースです。
ドル円の相場は12月の米利上げを相当織り込んでおり、それが反映されている相場になっています。昨日発表された米指標では強い結果が出ており、好材料として利上げを肯定するものと見られました。かなり織り込んでいるとはいえ、利上げを肯定する指標が出てくるとまだまだドルが買われることがわかりました。
また今日も難しい展開が続くと思いますが、昨日と同じくある程度節目に来ていると見ています。東京時間ではレンジでもみ合っていたドル円がニューヨーク時間に指標や要人発言などの材料で上げたことから、今日も似たような動きになると想定します。
今日は日本時間22時30分から米指標が立て続けに発表されるため、内容によってはさらに円安に進む可能性はありますが「1ドル110円」というのは心理的節目になりますので相当重いかも知れません。
基本的にロングな姿勢は変わりませんが、節目に近付けば近付くほど急に下げることが多くなってくるため急に下げたところで押し目買いし、利食いの幅を小さく設定してなるべく持ちすぎないようにしたいと思います。
損切りは1ドル108.60円くらいを目処に、押し目買いからの20~30pipsを狙う展開にしたいと思います。
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