追加緩和実現なるか?

株安が止まりません。。。昨日の反動で本日開始時点では株高になっていますが、トレンドを転換するほどの力はなさそうです。円高は一旦下値を確認したような動きになっていますが、まだ下降傾向を含んでいます。

原油価格も更なる下落で物価上昇目標2%の達成が遠のき、更に株安円高が進行すると景気後退のリスクもあるため、日銀が更なる追加緩和に踏み込むのでは、との話も出てきています。

しかしながら現状の株安円高の原因としては中国の不安定な経済や原油の急激な下落が大きな部分をしめるとするならば、日銀の追加緩和が世界経済にどれほどの影響を及ぼせるのか疑問に思う人もいるようです。

また、急激な原油安はエネルギー産業に打撃を与えていますが、長期的に価格が安定すれば新興国にとってはプラスの要因になる可能性もあります。新興国が経済発展すれば世界経済も良い方向に向かうだろう…という明るい見方もあります。

本日の為替は各国PMI値の発表に注目するとともに、週末のポジション調整に注意が必要です。おそらくは今回も週明けは窓開けで始まりそうな気がします。。。